退職代行という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

つい最近耳にしたという方も少なくないと思いますが、退職するときに退職代行を使うとどのようなメリット・デメリットがあるか気になる方もいるでしょう。

今回は、退職代行を利用するメリット・デメリットについてご紹介していきます。

退職代行とは、その名の通り退職を代行して手続きをしてくれるというものです。
業者が会社と社員の間に入って、退職届を出したり退職までのやりとりを代行してくれたりするもので、さまざまなメリットがあります。

まずは、退職代行を使うメリットから見ていきましょう。

退職代行を利用するメリットとして、会社の人に会わないで退職できるというメリットがあります。
会社を退職したいと思ったとき、理由が上司や同僚などの人間関係であることが多いですが、そのようなとき、会社の人と会わなくて済む退職代行は便利なサービスと言えます。

辞めようと思ったとき、面倒な手続きや引き止められたり、ご飯でも食べながら話そうと言われたりすることが嫌だという方もいるでしょう。
そのようなことが無いことも利点と言えるのではないでしょうか。

退職代行では、会社と社員の間に入って退職を代行するため、退職までの流れをスムーズに進められる可能性があります。

従業員と企業では、それぞれの感情が入ったり、会いたくないと思ったりしてスムーズにいかない場合もあるでしょう。
退職代行を利用することで、そのような感情的なものがなくなるため、やり取りがスムーズに進められるという利点があります。

退職代行を使うことでデメリットもあります。

退職代行を利用すると、自分で退職の手続きをするよりも費用が掛かります。
代行業者に支払うものが発生するため、手続き費用が掛かることがデメリットに感じる方もいるでしょう。
費用を支払ってでも会社の人に会いたくないと思ったり、面倒な手続きは嫌だという方もいたりすると思いますので、一概にデメリットとは言えませんが、お金が掛かることで迷う方もいるでしょう。

退職代行を利用することで、急に従業員と連絡が取れなくなり、代行の方とのやり取りしかできなくなるため、退職後のイメージは悪いものになってしまうでしょう。

退職してからも誰かと連絡を取ったり付き合いがあったりするときはマイナスになる可能性があります。
会社を辞めたら関係ない人になると思ってしまいがちですが、世の中は狭いため、どこでつながっているか分かりません。
会社を辞めるときには、マイナスなイメージで辞めることで数年後に思わぬ形で公開することになる可能性も0ではないでしょう。

ここまで、退職代行についてご紹介してきましたが、退職代行を利用することで、メリットもあればデメリットもあります。
退職代行を利用して退職したいと考えている方は、デメリットも理解した上で、利用を検討されると良いでしょう。