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看護師国家試験出題基準について
看護師の国家試験を受験する人にとって試験の出題基準が重要ということは、看護師を目指す学生の間では意外と知られていなかったりします。
試験勉強を行う前に、必ずこの出題基準はチェックしておきましょう。
これを怠ると、その後の就職にも少なからず影響しかねません。
看護師国家試験の出題基準とは、簡単に言えば「看護師国家試験に出題される問題の範囲」です。
学生の中間テストや期末テストにおいて、テストが近付いてくると、「試験範囲はここからここまで」と教科ごとに担当教師から言われますね。
看護師の国家試験にも、学生時代の定期テストのように試験範囲があるのです。
ただ、単に試験範囲というだけなら、誰しもが普通にチェックすることですね。
試験範囲がわからない試験など存在しませんから、当然看護師試験を受験しようとする人はそうした点も考慮して対策するはずです。
看護師国家試験の出題基準は毎年変更されることはなく、何年かに一度の頻度で変更されています。
そのため、中には「看護師国家試験の出題範囲は毎年統一」と思っている人もいるかもしれないのです。
仮に毎年出題基準は同じと思っている人が受験する年度が変更の年にあたったら、自分が勉強していない範囲の問題が出題され、試験に落ちてしまう…ということも十分にあり得ます。
そうならないよう、出題基準は確実に把握しておきましょう。
看護師国家試験の出題基準は、厚生労働省が発表します。
変更がある場合は、大体4月中旬くらいに厚生労働省のホームページ上でPDFファイルにて公表されます。
パソコンを持っていなかったり、インターネット環境が整っていない場合、厚生労働省のホームページは携帯版も用意されているため、携帯電話でインターネットにアクセスして確認することも可能です。
インターネットでの確認法がよくわからない人は、電話で問合せるなどの方法をとりましょう。
問合せ先は、厚生労働省の医政局看護課です。
出題基準の変更によって変わるのは、出題範囲ばかりではありません。
必修問題数の変更など、テストの構成が変わることもあります。
必修問題の数が変われば、それだけ勉強の仕方も変わってくるでしょうから、有効な対策をとるためにも早めに確認することが重要となります。
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